ガッレリア・デイタリア美術館
スカラ座広場の新しい美術館
ミラノの中心地・スカラ座を横に眺めながら新しい美術館がオープンしました。このガッレリア・デイタリア(GALLERIE D`ITALIA)は22の部屋で仕切られた近代美術館になっています。
ミラノの美術館と言えばブレラ美術館やアンブロシアーナ絵画館などが知られていますが、この二つはイタリア古典的宗教的絵画6世紀~からルネッサンスまでを中心としたコレクションとなっています。
一方このガッレリア・デイタリアは主に1800年代後半から1900年代前半の絵画を中心にした近代美術館になっています。ミラノでは数年前に20世紀美術館がオープンしこちらも話題を呼びましたが、このほんの少し前の時代の絵画を集めたようなコンセプトになっています。
こちらの美術館の展示してある作品は主にミラノの銀行や個人蔵であったものが多く、ほとんど今までは世に出ることがありませんでした。1900年代初頭よりミラノはイタリア近代文化の発信地としていろいろな産業やファッションなどを生み出しましたが、戦後イタリアの近代アート中心地になったといっても過言ではありません。
そういったイタリア近代アートの軌跡を辿れることも魅力の一つですが、日本人には絶大の人気を誇るフランスの印象派画家達の作品などに影響され独自の魅力を放つ作品が多くあります。そういった印象派時代の作品が好きな方には特にお勧めの美術館になっています。
住所 | Piazza della Scala, 6 - 20121, Milano, イタリア |
---|---|
電話番号 | +39 02 724341 |
休館日 | 毎週月曜 12月24,25,31日、1月1日、5月1日 |
開館時間 | 火曜~日曜 9:30-19:30 木曜 22:30まで (入場は閉館1時間前まで) |
入館料 | 入場料10ユーロ (*)2015年11月に料金改定されました |
所用時間 | 約一時間 |
サイト | http://www.gallerieditalia.com/ |
大きな地図で見る